梅雨の香り。

大阪は空梅雨なのかな？
って思っていたら、昨日あたりから少し梅雨っぽくなってきました。

そう雨が降るワケじゃないんですが、
空はどんよりしていて、空気はじっとりと生ぬるい湿気をおびていて。

正直、あまり気持ちのいい気候ではありません。

しかし、しとしとと雨の降り続く梅雨らしい雨の一日はけっこう好きでして。

天気がイイと『お外いきたい！』って外出欲がすぐわいてくるけど、
雨が降ってるとそういう欲は出てこないしね。
外出はあきらめて自宅で大人しくしていられるから
仕事もはかどるし、外出しないから無駄な出費もないし。

それに、雨がちょっとあがってる間に『今だ！』って勢い散歩するのが楽しい。

雨に濡れたアスファルトの匂いと、クチナシやタイサンボクの香りが混じった、
この季節だけの、そしてある意味、街中でこその、そんな特別な香り。
この香りがいつもの散歩道を、この季節だけちょっと上品にしてくれるんです。

梅雨時のお散歩はどうしても紫陽花などに目が行きがちですが、
白い花々から漂う甘い香りも、どうしてこれが良いものです。